国際交流ことはじめ2020の4回目は2月17日。鶴見駅からバスで15分、鶴見大橋が見える埋立地に建設されたゴミ処理施設(資源循環局鶴見工場)の現地集合・解散の工場見学です。

ビデオ鑑賞

現在、ゴミ処理工場見学は小学校4年生の体験プログラム、鶴見工場では年間100校程度の小学生を受け入れているようです。今回もその時に上映される小中学生向けビデオを見せてもらいました。

鶴見工場の職員の方がプロジェクタで投影した資料の説明、動画を上映したりで約45分。
ビデオ鑑賞では食品ロス・ごみ処理工場の流れなどを学びます。ゴミを焼却、灰にして約40分の1の体積とし最終処分場で埋立るのが基本です。

鶴見工場では1日に800トンのゴミを焼却するので、20トンの灰を毎日海に投入(4tトラックで5台)するのです。

工場見学

14時少し前にビデオ鑑賞した3階研修室前に全員集合。工場職員の方2名、参加者12名、関係者8名の総勢22名で工場見学が始まりました。

研修室を出発してすぐに鶴見大橋が目の前に広がる絶景に出会い、みなここで少しハイテンションになります。大黒ふ頭インターチェンジに停泊し、新コロナ感染者を隔離しているクルーズ船は見えませんでした。

最初にボイラー室、濾過装置を見学。クレーンでゴミを攪拌、焼却入口に運ぶところを見学。1回で6トンのゴミをつかむところをサービスで見学者が良く見える場所で実演してくれました。

ゴミ収集車がゴミを焼却所に運んでくるところを見学。見覚えのある小さな収集車と中継施設からの青色の大きな収集車がゴミを持ってきます。朝などは待ち行列が発生するようです。

下町ロケットの撮影場所になった中央制御室、その前には阿部寛さんと吉川晃司さんのサインが飾ってありました。みなさん写メでパチリです。蒸気タービン室で発電しているところを見学して工場見学は14:40ころ終了しました。

研修室に戻り、工場の職員の方との質疑応答を行い、現地解散したのは15:10でした。

資 料

■鶴見工場で頂いた資料