神奈川区では、生涯学習事業を区役所から補助金を受給し区民が実施します。「多文化共生をすすめる会」が運営委員となり異文化の違いを認める「国際交流ことはじめ」講座を2019年1月28日から3月4日にかけて5回開催しました。
第1回目の講座
第1回目の講座は1月28日、神奈川区役所4階の第一会議室に集合です。
最初にアイブレークとして参加者全員がひとりづつ自己紹介を兼ねて「行ってみたい外国」のお話です。
次に、区役所の方から神奈川区の国際関係の状況についての講座。神奈川区では7000名の在住外国人が住んでいて中国、韓国に続き第3位にネパールの方が多いのが特徴です。
最後に、外国にルーツを持つ方たちからのお話として、4名の在住外国人方に司会者が質問するかたちで日本で困ったことなど色々なお話を生で聞くことができました。
第2回目の講座
第2回目の講座は2月4日、神奈川地区センターの調理室に集合。
春節なので水餃子を作るお料理教室です。必要な持ち物はエプロン、三角巾(バンダナ可)、マスクです。
男性は2名以外は全て女性。老年の男性が馴染めなく職員とトラブルを起こし途中で帰って行ってしまいました。
講師は中国の女性、頑張ってコミニュケーションをとりながら餃子作りに挑戦。作った水餃子を皆で頂き、後片づけを行い2回目の講座は終了~
講座で利用したレシピ(PDF)・・・・こちら
第3回目の講座
第3回目の講座は2月18日、神奈川地区センターの音楽室です。
「アフリカのダンスを楽しもう」という企画です。西アフリカのセネガルに在住している日本人の女性が講師となりアフリカダンスを皆で踊りました。
ダンスを教えてくれた先生は「AFRICULTURE@パオパブの会」で多彩な活動を現地、日本で行っている団体の方です。プロに本場のダンスを教えてもらう機会は珍しく、とても貴重な経験です。
ダンスだけではなく、セネガルの生活や渡航した動機など楽しいお話も聞くことができました。
第4回目の講座
第4回目の講座は2月25日、鶴見国際交流ラウンジ訪問です。
横浜市18区では11区に「国際交流ラウンジ」があり在外外国人の方のサポートを行っています。神奈川区は外国人が5番目に多い区です。
鶴見区では2010年の駅前再開発に合わせ駅の近くに横浜市の予算で運営する「国際交流ラウンジ」を開設。その館長さんが活動内容、課題などを丁寧に説明してくれました。
1990年代は「鶴見ボーイズ」と名乗った外国籍の少年達が大変荒れていたようです。人種差別に反抗した少年達、鶴見区では「多文化共生」をうちだし「人権を守る」活動を地道に行った結果、平穏になったようです。
排除の論理で推進したら破滅していたでしょうね・・・・・
講座で利用した資料(PDF)・・・・こちら
第5回目の講座
第5回目の講座は3月4日、神奈川区役所4階の第一会議室です。
講座を振り返ってグループワーク、マイクリレーなどを行いました。